NTTドコモとKDDIの4-6月期業績に明暗、解約率やARPUは遜色なく

2006年4-6月期の連結業績が発表され、KDDIの調子が非常に良い。
このまま勢いを増していくのか、ソフトバンクの数字も気になるところ。

KDDIの売上高は前年同期比12%増の7984億円、営業利益は39%増の1219億円に対し、NTTドコモの売上高は3%増の1兆2186億円、営業利益は5%減の2727億円と明暗を分けた。KDDIの「au」契約数は17%増と伸びた一方で、NTTドコモの契約数は1%増にとどまった。

解約率はNTTドコモは0.64%と過去最低水準だったほか、KDDIも1.04%と前年同期比0.22ポイント改善し、ともに低水準を維持している。

ARPUを比較すると、NTTドコモは6900円(うち音声4930円、データ1970円)、KDDIは6810円(うち音声4840円、データ1970円)。両社ともに音声は前年同期比3-4%減少したのに対し、データは8-9%増加。