久保田カヨ子が面白い

昨夜、家でボーっとテレビ見ていたら、「エチカの鏡」という番組で久保田カヨ子さんの子育てに理論について取り上げられていた。

この方の旦那さんは久保田 競(京都大学名誉教授の医学博士)なのですが、学生結婚で旦那が勉強の為に購入してくる脳研究の本を読みあさり、昔ながらの子育てを色々な人にヒアリングして、最終的に新旧合わせた独自の子育て法を編み出して自分の子供達を「最高の実験台だ!」として、実践した兵だ。。。そして、今では「くぼたのうけん」という0歳〜3歳児を対象とした幼児教室を自由が丘で開いている。

主に前頭連合野の働きを乳幼児の頃に活性化させる為に色々な手法で日常生活を気をつけると、その後の成長が非常にスムーズに行くというものらしい、それから5歳を過ぎると引き出しにくくなる能力があるという事で、我が家でも早速活用してみよっと。

このお婆ちゃん、77歳位の方なのですが、番組ではPSPでファイナルファンタジーをやりながら、「これは病だから、やめられねぇ」と呟いている様な凄い行動力の持ち主、凄い人がいるもんですね。

こちらのブログで番組のポイントが良くまとまっていたので、引用させて頂きました。

脳は一生成長できるが、
歩き始めるまでに急成長し、その後は一生をかけて緩やかに成長する。
つまり、歩き始めるまでの成長具合によって、一生の脳の働きがある程度きまってしまう。

【一流の脳を作るための0歳育児法】
①オムツを代えるときはかならず話しかける。
赤ちゃんは話すことはできないが、聴く事はできる。
言葉の脳の部分は働いている


②「いないいないばぁ」は一日5回以上やる
子供の脳を鍛えるために非常にいい。
視線を集中し物事を期待して待つという行動は前頭連合野の訓練に最も適している
何回もやる事が重要、あきるまでやる。


③子供服はカラフルなものを着せる
色を記憶していくので、色彩センスが決まる


④なるべくおんぶする
運動能力に不可欠な平行感覚を養うのに有効。
このころの発達具合によって、成長後の運動能力に個人差が生まれる。


幼児語をやめる
成長した後、それを言い直す訓練をしなければならない。そこに無駄が生まれる。


⑥箸や鉛筆、クレヨンなどの道具は、まず正しく使ってるのを何度も見せる。
正しい使い方を見る事が、道具を持ったときに正しく使うことに繋がる。
そこで重要なのは、かならず子供を膝に乗せたり、子供の後ろから手を回して、同じ方向から見せる事が重要。
向かい合わせで座って見せると、逆の手で覚えたりしてしまう。


⑦常に「どっちが好き?」と質問する。
決断は前頭連合野の最も重要な働きの一つ。



【歩き始めてからの育児法】
①お風呂に入って数を数えるとき、10から逆に0まで数える。
数学的センスをやしなう。


②子供との約束は必ず守る
例えばお客さんが来たとき、30分だけ待ってと言ったら、かならず30分後にはかまってやる。
子供に約束を守らせるには、まず自分が守らなければならない。



その結果、カヨ子さんの息子は
・生後7歳で歩き始める(通常1歳前後)
・1歳で3000語を話す(通常2〜3歳)
・2歳で平仮名を読む事ができる(通常3〜6歳)



Q.カヨ子さんにとって息子さんは?

「実験台。
だけどね、自分の子供を悪い実験につかうもんですか。
素晴らしい実験台でした。
育児は最高に面白いです。
思ったような子になっとるもん。」

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