景気拡大は実感していますか?
景気拡大のニュースが飛び交い、
”2002年2月に始まった回復は10月で連続57カ月となり、戦後最長の「いざなぎ景気」と並んだ”
と伝えられているが、消費者の声は全くそれが実感出来ないというものである。
いざなぎ景気(高度成長期の1965年11月から70年7月)のGDP成長率が67・8%増だったのに対して、今回は10・5%増と成長率が鈍化している。
主な理由は賃金の伸びが高度生長期より鈍化している為。
一人あたりの賃金は2002年と2005年を比べると1・9%も減っている。
これが、賃金格差となっているという事である。
さて、個人的にはどうかと言うと、つい最近になってようやく実感した。
近所の中古マンションがオープンルームをしていたので、ちょっと覗いて見た。
結構綺麗な部屋で自分の家よりもここは良いとかを見ながら楽しんでいたのである。
不動産屋の方が「他にもこの辺に出ている物件はこちらです。」と紹介してくれたので見てみると、自分のマンションの一室が売りに出ていた。
そこで、値段を見てみると自分が買ったときより1500万も上がっているではないか。。。地価の上昇を実感した瞬間だった。
早く賃金が上がって消費が増える状況を願っている。